手外科研修

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2023年度手外科研修医を公募いたします

公募内容

対象 整形外科又は形成外科専門医取得後、手外科専門医を目指す医師
期間 1年間(短期も応談)
給与 病院規定により支給
問い合わせ先 福本恵三 fukumoto@jikei.or.jp

研修レポート

2022年6~8月研修生 Dr Patrick


Patrick Michael V. Manalaysay , MD From Sarangani Provincial Hospital- Malungon, Sarangani Province, Philippines

慣れ親しんだ環境から一歩踏み出すことは、当初はとても勇気がいることでした。埼玉慈恵病院での研修が始まるに際し、故郷を離れ、新しく慣れない環境に身を置き、これから3ヶ月間に研修を受けることへの不安は正直なところありました。しかし、到着してすぐに病院とスタッフ方々が私を気遣ってくれたので不安はすぐに解消されました。母国での研修では外傷の症例が中心でしたが、フェローシップ研修では今まで経験したことのない症例や、自分にとって足りていない分野を経験ができるプログラムを選びました。そのため埼玉手外科マイクロサージャリー研究所は手の外科をもっと学びたいと考えていた私にとって、まさにうってつけの病院でした。 3ヶ月間の研修では術前術後カンファレンスに参加し、術前評価、治療計画、術後評価について議論しました。また、毎週ジャーナルプレゼンテーションがありこの分野の最新の文献を学ぶことは、知識をアップデートするために欠かせないものでした。このカンファレンスで最も気に入ったのは、ハンドセラピストが同席し、患者さんが術後に適切タイミングで適切なリハビリテーションを受け、速やかに元の状態に戻れるようにみんなで検討していたことです。また、朝の回診では術後ケアの一環として患者さんを診察しました。このような学びの過程で術後のケアやリハビリテーションは術前計画や術中判断と同じくらい重要であることを学び、患者さんに総合的なケアを提供するためにはあらゆる段階が不可欠であることを実感しました。また、マイクロサージャリーのトレーニングも受けることができ、毎週トレーニングルームに通い様々なスタッフから基本やテクニックを教わり、マイクロサージャリーへの道を歩み始めるにあたってとても良い土台となりました。手術では腱移植、Dupuytren‘s拘縮、足趾移植、肘部管症候群、胸郭出口症候群、手の先天異常、CM関節症に対する様々な治療、遊離皮弁(SCIP、内側足底、血管柄付き骨移植)、DRUJの変形性関節症、切断指の再接着など、様々な手術を経験することが出来ました。 この素晴らしい研究所で研修できたことを大変光栄に思いますし、謙虚な気持ちにもなります。この経験では手の外科とマイクロサージャリーの分野で本当に多くのことを学べました。この研究所は、時間と専門知識を惜しみなく提供してくれ、私は非常に快適な学習環境で研修できました。私のように手外科医を目指す者にとって、最新の機器やさまざまな症例、そして何よりも、指導者としてこの分野における素晴らしい手術の技術と豊富な知識で私を導いてくれた人たちと一緒に仕事ができることは喜びでした。すべてに感謝し、この経験を決して忘れることはないでしょう。私がこの埼玉慈恵病院手外科マイクロサージャリー研究所で学んだ素晴らしい医療を故郷の整形外科医たちにも見せてあげられるよう、さらに研鑚し、学んだ知識を共有していきたいと思っています。

 
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